全員、負けず嫌い。
同じ工程を経験した社員たちの
クロストーク!!
ものづくりは、
コミュニケーションから。
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小野 知哉
インパネ工程、班長。日系3世としてブラジルで生まれ、8歳で来日し学生時代を富士市で過ごす。日本語とポルトガル語の両方が話せるという長所を生かしてチームをまとめつつ、自動車メーカーとのつなぎ役も担う。
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青島 裕哉
ヘルパーとして、インパネ工程の応援に駆けつけている。人一倍、日常的な国際交流を楽しんでおり、日系ブラジル人の仲間とともにバーベキューに行ったり、ジュビロ磐田を応援しにサッカー観戦をしたりしている。
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中谷 侑梨花
インパネ工程、7ヶ月目の新人。磐田市出身。国籍問わず話しかけにいける物怖じしない性格の持ち主で、みんなから慕われている。また、やる気に満ちた姿勢が買われ、上司である小野さんからの期待も大きい。
TAKE 01一緒に働いたり、一緒に遊んだり。
小野私は中谷さんの上司として一緒に働いていますが、いつも助けてもらっていますよ。というのも、中谷さんがいると現場の雰囲気が明るくなるんです。
中谷そう言っていただけて、うれしいです!小野さんには入社当初からお世話になっていますが、わからないことも、これからのことも何でも相談しやすいので、上司として頼りにしています。
小野ありがとう。少し前から後輩もできて、一段と責任感が増しているように思うよ。青島さんは最近、インパネ工程に応援に来てくれたよね。
青島そうですね。以前所属していたこともあり、たまにインパネ工程でも仕事をすることがあります。そんな僕から見ても、中谷さんは新人なのに存在感があります。誰にでも話しかけに行くし、裏表がないし。みんなから好かれていますよ。
中谷青島さんも、なかなか存在感がありますよ!思わず話しかけたくなる親しみやすさがあるなといつも感じています。社内の日系ブラジル人と仲が良くて、プライベートでも遊びに行っていますよね。
青島そうなんですかね(笑)。でもたしかに、よく遊びに行っていますね。向こうから誘ってもらって一緒にゲームをしたり、飲みに行ったり。誘ってもらえるってうれしいじゃないですか。だから基本的には断らないようにしていて、一緒に時間を過ごすうちに自然と仲良くなっていましたね。
TAKE 02「話したい」は、国境を超える。
小野二人とも、国籍を問わず積極的にコミュニケーションをとっていますよね。社内は日本人のほうが少ないというほかにはない環境ですが、言葉の壁があることに不安はなかった?
青島正直、入社当初は抵抗もありました。でも実際に話してみると、想像以上に反応してくれるので、むしろ話しやすいですよ。たしかに、言葉の点ではまだまだ通じない場面もありますが、日本人に話しかけにいく方が、緊張するかも(笑)。
中谷わかります。明るい方が多いので、日本人よりも気軽にコミュニケーションをとれる感覚がありますよね。言語を知らなくても、いわゆる「ノリ」で、会話が成立しています。
小野そうそう。僕たちもそうだと思いますが、日系人もたぶん、自分の知っている単語を拾ってつなげて、なんとなく理解できていますよ。
中谷そうですよね。たとえば、雨が降っていると伝えたいとき、私だったら「雨」「いっぱい」という簡単な単語にジェスチャーをつけます。日本語をしゃべっていても、案外伝わるんですよね(笑)。
青島言語よりも、関わろうという気持ちが大切ですよね。僕もプライベートで出かけるときはチャットを使って連絡をとりますが、今は簡単に翻訳できるからとくに問題がありません。気持ちに応えたり、伝えようとしたりする熱意が大切。そうやって関わっていくと、自分の世界も大きく広がります。こんなに国際交流ができる会社は、ほかにないですよ。
TAKE 03負けず嫌いほど、伸びる。
小野国籍関係なくコミュニケーションがとれることは、ものづくりをするうえでとても大切ですよね。一方で、言葉の壁があったとしても、良いものは良いとすぐにわかるところが、ものづくりの面白さだと思います。
青島技術を習得すればするほど、日本人であろうと外国人であろうと、認めてもらえるようになりますからね。僕自身もこれまで挫折しかけたことがありましたが、「逃げたら負けだな」という一心で技術を磨き続けてきました。そのおかげで、こうしてインパネ工程に呼んでもらえるようになったり。
小野太平工業では、実力がきちんと評価されますよね。それに、頑張っている人のことは、誰かが必ず見ています。中谷さんも、すごく頑張っていると思いますね。入社して間もないですが、早くもヘルパーになりたいと言ってくれています。だから、女性なら普通は任せないような男性工程の組み立ても教えます。もちろん最初から完璧にできるとは思っていないのですが、「このままじゃ絶対に嫌だ」と悔しがっていたことが、上司としてはうれしかったです。
中谷ただ負けず嫌いなだけだと思います(笑)。
小野それがいいんですよ。私もこの会社に入ってからさまざまな局面がありましたが、絶対にあきらめたくなかった。そうやって続けることで、少しずつステップアップすることができました。
青島僕も含め、全員負けず嫌いですね(笑)。
TAKE 04社員の数だけ、楽しみ方がある。
小野2人は、どんな人がこの会社に向いていると思う?
中谷私はやはり、ものづくりが好きな人が向いていると思います。組み立ての仕事は、完成の一歩手前まで関わることができるので、自分の手でつくったものがクルマになる様子を間近で見ることができます。工場内で試乗しているのを見かけると、毎回感動しますね。
小野わかります。街で郵便車や冷凍車を見たときには、「これ、うちが組み立てているクルマかな?」と気になって思わず見てしまいますよね。これは、ものづくりをしている人にしか味わえない喜びかも。青島さんはどう?
青島僕は、一人でもくもくと作業をすることが好きな方。というのも僕自身、昔から単純作業が好きで、仕事で長時間集中して組み付けていても、全然飽きないんです。得意なことが活かせると仕事の覚えも早いし、余裕が生まれてさまざまなことに挑戦できると思います。
小野私自身は、負けず嫌いな人とぜひ一緒に働きたいですね。なんでも食らいついていけば、思いもよらない方向で、自分の得意なことに気づいたりもしますから。
中谷人と話すことが好きな方も、向いているのではないでしょうか。コミュニケーションが好きな方は、この会社ならではの環境を楽しめると思います。
小野太平工業では、好きなだけ技術を伸ばすこともできるし、外国人とのコミュニケーションを楽しむこともできる。少しでもこの会社で楽しめそうだと感じたら、ぜひ応募してほしいですね。