クルマ好き、人好き、
国際交流好きには、
最高の職場だと思う。
- NAKAYA YURIKA
- 中谷 侑梨花 / 2020年入社 / インパネ工程
TAKE 01あ、ここかも。
直感が、見事に当たる。
もともと体を動かすことが好きだったため、高校卒業後の進路は、事務仕事よりも現場仕事で探していました。太平工業に転職を決めたのは、幼い頃からクルマが好きだったから。父の影響もあり、昔からオイル交換をしたり、自分なりにアレンジしたりすることが趣味で、その楽しさがどうしても忘れられず、クルマに関わる仕事に転職することに決めたのです。求人サイトで探しているなかで実家から一番近かったのが、この会社。とりあえず、工場を見学させてもらおうと 伺ったとき、「あ、この会社に入りたい」と直感的に思いました。なぜなら、人の手でクルマが出 来上がっていくことに心底感動したから。もう、即決でしたね。入社後は試用期間があるのです が、最短の2ヶ月で正社員として働かせてもらえることに。クルマが好きなので、毎日が面白いですね。そのおかげで、できることが着実に増えているように思います。
TAKE 02自分の手で組み立てたクルマが、
街を走る喜び。
現在は、インパネ工程のなかでも、女性工程を担当しています。女性工程で行うのは、インパネライン最終検査など、主にインパクトドライバーを使わない作業。最初はカップホルダーなどの小物を順次していましたが、使用する部品がたくさんあり、名称を覚えるのに一苦労でした。
今では作業にも慣れ、スピードメーターやヒーター部品順次も担当。見た目の美しさを要求される場所のため、部品を運ぶ際には、落とさないことはもちろん、それぞれが当たってキズがつかないように気をつけて作業しています。そうやって丹精込めて組み立てたクルマに誰かが乗っているのを見ると、やはりうれしいですね。
TAKE 03「ボンジーア」「オブリガード」
覚えたポルトガル語は、数知れず。
太平工業が他の会社と大きく異なるところは、従業員の約8割が外国人であること。飛び交って いる言語もほとんどがポルトガル語ですし、工場内でごく自然にスキンシップを取り合う社員たちもいます。でも、そうした日本人にはないオープンなコミュニケーションが自然とできるのも、 この会社の魅力のひとつ。言語の壁があることで一見、働きにくそうに思えるかもしれませんが、 明るくてよく笑う方が多いので、むしろ楽しく働けています。もともと人と話すことが好きなこともあり、私は結構、自分から話しかけに行っていますね。一番仲の良い同僚も、ブラジル人の女の子。彼女と一緒にいるなかで、自然とポルトガル語も覚えました。たとえば、おはようは「ボンジーア」、ありがとうは「オブリガーダ」。ジェスチャーやわかる言葉をつなげながらコミュニケーションをとっています。言葉がわからなくても、意外と伝わるもの。大切なのは、話そうとする気持ちなのだと思い始めています。
女性が少ないって、
責ある意味チャンス。
今後は、ヘルパーとしても活躍していきたいと思っています。班⻑がキャプテンなら、ヘルパー は副キャプテン。あらゆる工程を覚えて、どんな組み立てにも対応できる技術を身につけていきたいと考えています。さらに、女性ヘルパーは未だ前例がありません。というのも、この会社に はそもそも女性が少ないからです。インパネ工程でも、女性は24人中たったの6名。同性の仲 間が増えたらもっと楽しくなるのに、と日々感じています。この会社で働く女性の数を増やすためにも、ヘルパーになることは私の使命。この状況をチャンスと捉え、女性として活躍できる道を私がつくっていきたいですね。